自律神経と腰痛の関係性について

投稿日: 2018年6月19日  | カテゴリ: 症状について

今回は自律神経についてのお話です。

 

まずは自律神経ってそもそもなに?って方もいらっしゃると思います。


自律神経とは

自律神経には2種類あります。

交感神経と副交感神経です。

交感神経と副交感神経は互いに
バランスを取り合っています。


交感神経が興奮すれば
副交感神経は活動を抑制し、

副交感神経が興奮すれば
交感神経は活動を抑制します。


この二つの神経は、
ほぼ逆の働きをします。

どちらも適切な反応が出ていれば
健康な状態が保たれますが
バランスが崩れてどちらか一方が常に興奮していると
身体の調子は崩れていきます。


ではバランスが崩れると
身体にどんなことが起きてくるのでしょうか?


交感神経が興奮しすぎると・・・

いわゆる緊張状態です。


運動時には交感神経が優位になります。

アドレナリンが出ていたりすると、
体はずっと緊張しているので
リラックスできない状態です。

交感神経が緊張しすぎると身体は、
以下のような状態になります。


眠れない(不眠症)
筋肉に異常な緊張が起きる、肩こりと背部痛
体が重くてだるい
血行障害による手足の冷え
いつも疲れている
食欲がない
朝起きるのがつらい
わけもなくイライラする
集中力が低下する

このような症状がでてきやすいです。


副交感神経が緊張しすぎると・・・

リラックスの為に副交感神経を優位にしていく事は
大切ですが優位になりすぐても悪影響が出てきます。

副交感神経が興奮しすぎると身体は、
以下のような状態になります。


・体のだるさ/疲労感/疲れやすい
・アレルギー
・低体温
・血圧の低下
・やる気の低下
・ストレス過多
・日中の眠気
・集中力散漫

このような症状がでてきやすいです。


腰痛・肩こりとの関係性

痛みがある場合は緊張しやすいので
交感神経優位になりやすいです。

筋肉が過緊張し、ぎゅーっと硬くなります。
動く範囲が狭くなり、
大きく筋肉を動かせなくなります。


前かがみになれないときは
この状態になっていることが
とても多いです。

同じ経過をたどり、
肩こりも引き起こします。
また、脳への血流が悪くなり
頭痛の原因にもなります。


このように交感神経優位は腰痛、
肩こりにも深くかかわってきます。

 

副交感神経優位になりすぎは、
筋肉の無力感を生み出してしまします。

筋肉に力が入らずに体のバランスを崩し
筋肉や関節に過剰に負荷をかけてしまう
という状態です。


運動不足の方などに多く見られます。

どちらも興奮しすぎては体へ悪影響を及ぼします。

要するに、「自律神経がバランスが取れているか」
ということが大事なのです。

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