慢性疲労の栄養的アプローチ
一般的にいう「慢性疲労」とは厳密にいうと
副腎疲労症候群 (慢性疲労症候群)という
今回はそんな慢性疲労を栄養的観点からお話しします。
副腎疲労が糖害で起きる原理
1 糖質(炭水化物)を摂る
2 血糖値が急上昇する
3 インスリンホルモン(別名:肥満ホルモン)
が出て血糖値を下げようとする
4 下がり過ぎた血糖値を上げるため、
今度は副腎からコルチゾールというホルモンが出る
5 1~4の繰り返しにより副腎から抗炎症作用である
コルチゾールが出なくなる
6 疲労困憊 免疫力低下 疲れが取れない やる気が起きない
糖質制限をしても、
すぐには、副腎機能は回復しません。
ストレスと栄養
ストレスにどんな不利があるか?
過労のあとで病気になるケースは、けっして少なくない。
引越しのあとで寝込んだ、旅行で風邪をひいた、
重病人の看護のあとでガンになった、というような話は、
よく耳にするところである。
そのときわれわれは、むりもない、とその病気を納得する。
ここであげた例は、過労というストレッサーがもたらしたものである。
ストレッサーは、過労ばかりではない。
手術、火傷、骨折などの場合は、
疼痛がストレッサーになる。
心配性の人がやせているのも、
心労というストレッサーのなせるわざである。
ストレスの抵抗期には、
副腎皮質がフル操業をしいられる。
ところが、副腎皮質ホルモンの製造には、
タンパク質、ビタミンC、ビタミンEが必要になる。
そこで、ストレスがあると、これら三者の大量消費がおこる。
しかもなお、副腎皮質ホルモンには、
体タンパクを分解してブドウ糖に変える作用がある。
ストレスは、これら三者の不足を土台とする病気を
招きよせるのであり、
タンパク質の不足は、貧血、胃下垂、感染症、関節痛などを、
ビタミンCの不足は、ぎっくり腰、風邪などを、
ビタミンEの不足は、消化器潰瘍や動脈硬化などを招きよせるだろう。
今回も少し難しい話かも知れませんがこのところで。
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