アルツハイマー型認知症の情報発信
【アルツハイマー型認知症の情報を発信】
前回は少し専門的な話をしましたが今回もします。
しかもアルツハイマー型認知症の病気を理解するのに必要な内容です!
理学療法士の金子先生からのお話
アミロイド前駆体たんぱく(APP)が1ヶ所で切られるか3ヶ所で切られるかで神経シナプスの形成や保護、破壊のバランスが変わっていくお話をしました。
しかし、なぜ神経シナプスを破壊するメカニズムがあるのか?
それは人の身体には神経以外にも色々な組織(骨、皮膚、軟部組織など)が増えては減ってを繰り返しています。
例えば皮膚が常に作られていたらどうなるのか、いつか自分の手に水掻きができます。
細胞が増え続けたら腫瘍ができます、ガンができます。
骨はどんどん固くなりすぎてしまい骨硬化症になります。
しかし、こうならないのは不必要なものは壊して別のものに変えていくメカニズムが元々私達の体には備わっているのです。
そしてそれは神経も同じです。もう使わなくなった記憶の神経シナプスは壊して、別の新しい記憶を作るために作られます。
アルツハイマー型認知症はこのメカニズムのバランスが崩れてしまい認知症機能が低下していきます。
そしてそのバランサーがAPPなんです。
ではこのAPPが神経シナプスの形成と保護を促すメッセージを送るためにはどんな栄養が必要なのか?
・エストロゲンとテストステロン(性ホルモン)
・甲状腺ホルモン
・インスリン
・NF-kB(炎症性分子)
・サーチェイン1(長寿分子)
・ビタミンD
などが必要になってきます。
これらの栄養分がAPPに届くことでアルツハイマー型認知症を抑制する【sAPPa】と【aCTF】というペプチド(たんぱく)ができる。
この2つのペプチドが神経の形成や保護促し、神経の破壊を防ぎます。
それにより認知機能は改善していきます。
今回はこんなところで。
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