アルツハイマーは治る!?

投稿日: 2018年5月31日  | カテゴリ: 症状について

 

 初回からかなりマニアックな記事ですが、

最近テレビでも紹介された「アルツハイマーを治す方法」です。


アルツハイマー病の発症リスクを上げる要因として、主要なものは3つあるといいます。

その3つとは、①炎症、②栄養不足、③水銀などの毒素への暴露。

炎症は、細菌やウィルスなどによる感染性のものと、微生物によらない無菌性のものがあります。

その代表が糖とタンパク質が結合してできる最終糖化産物(AGEs)などによるものです。

AGEsとは、いわば体内のコゲ。

砂糖と小麦粉を混ぜて作ったきつね色のパンケーキを思い浮かべていただくとわかりやすいでしょう。このように糖とタンパク質が結合すると元のタンパク質の性質は失われ、炎症の原因となります。

炎症と認知機能の関連は多くの研究で指摘されており、体内の炎症の程度と認知機能低下、あるいは認知症の重症度などが相関することがわかっています。

栄養不足は神経栄養因子による神経の新生効果や、エストラジオールなどのホルモンによる神経保護作用、ビタミンDによる免疫調整作用の低下に繋がります。

神経の健康を維持するために必要な栄養素を十分に補給しておくということは、認知症予防において非常に大きな意味を持ちます。

そして、3つ目の毒素の例としては水銀が第一に挙げられています。

水銀中毒による神経疾患、水俣病を思い出していただければ理解しやすいでしょう。

このような有害金属などは、生体の機能を狂わせ、ホメオスタシス(体内の環境を一定に保つこと)の維持のためにアミロイドβを増やす原因になりうる可能性があります。

 


APPβAPPγ切断を減らし、APPα切断を増やす(APP:アミロイド前駆タンパク)

 

カスパーゼ6切断とカスパーゼ3切断を減らす

 

アミロイドオリゴマー化を防ぐ

 

ネプリライシンを増やす

 

IDEを増やす(IDE:インスリン分解酵素)

 

ミクログリアによるアミロイドβの除去を増やす

 

オートファジーを増やす

 

BDNFを増やす

 

NGFを増やす

 

ネトリン-1を増やす

 

ADNPを増やす(アルツハイマー病の診断バイオマーカー)

 

ホモシステインを減らす

 

PP2A活性を増やす

 

リン酸化タウを減らす

 

食作用系数(phagocytosis index)を上昇させる

 

インスリン感受性を高める

 

軸索内輸送を改善する

 

ミトコンドリア機能および生物発生を増強する

 

酸化ストレスを減らし、活性酸素の産生を減らす

 

コリン作動性神経の機能を高める

 

アルツハイマー病(AD)抑制シグナルを増やし、AD促進シグナルを減らす

 

LTPを改善する

 

エストロゲン、プロゲステロン、遊離T3、遊離T4TSH、プレグネノロン、テストステロン、コルチゾール、DHEA、インスリンを最適化する

 

炎症を軽減する

 

レゾルビンを増やす

 

解毒力を強化する

 

血管新生を改善する

 

cAMPを増加させる

 

グルタチオンの増加

 

シナプス成分の提供

 

全ての金属の最適化(過不足のないようにするということ)

 

GABAを増やす

 

ビタミンDシグナルを増加させる

 

SirT1を増加させる

 

NFkBを減少させる

 

テロメアの長さを増加させる

 

修復力を強化する


今後このようなマニアックな記事や、

日々の臨床を上げていこうと思います。


今後ともKメディカル整体院をよろしくお願いいたします。


総院長 黒木

 

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